銀魂
□照れ屋さん
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「あ〜ぁダリィ…」
やる事ありすぎだろ?
ここんところ残業続きだ。
総悟のヤツがまたバズーカぶっ放して店潰してたしよ。
またとっつァんにぶっ放されんじゃねえのか?
まぁ残業のお陰でちょいといい事もあるんだけどな。
コンコン
「土方さん?○○です。開けてもいいですか?」
「あ〜、いいぜ入れ」
今日も来た!
って当たり前か。
襖をあけて入って来た女は○○。
真選組の女中なんだが、どっからどうみても綺麗な女でコイツが来るから残業もちったぁ悪かねえな、とか…。
「…たさん?土方さん!大丈夫ですか?瞳孔開ききっちゃってますよ!!土方さんは働きすぎですきっと。仕事だから仕方ないのかもしれないですけど。頑張りすぎは体によくないですよ?」
「あぁ悪りぃ、大丈夫だ」
しまった。
つい見とれてた。
「それでは夜食置いておきますね。食後はいつも通り縁側に置いていて下さい。後程取りに参ります」
「いつも悪りぃな」
「いいえ。私の仕事ですから。失礼致します、頑張ってくださいね」
パタン
綺麗な女だよなぁ…。
何食ったらあんなのが育つんだ?
田舎者の俺には想像もつかねえよ。