短編

□あの日の木漏れ陽
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おまけ


「ちょっと〜、あの二人どこ行っちゃったの〜?」

一向に戻る気配の無い二人に、アニスはいい加減苛立ちを隠せずにいた。

「おや?アニスは知らないんですね〜。そうですね、今夜はここで厄介になりますか。」

「ふぇ?なんで〜!!??そりゃ、宿屋の硬いベッドよりここのふわふわの羽毛布団の方が好きだけど〜」

「残念ですね〜、あなたは鋭い方だから気づいていたと思っていたんですが。」

「…?大佐?何のお話ですか?」

「そうですわ。隠し事など、解せませんわよ」


事態の真相を掴めないでいる女性陣に、ジェイドは大きく溜息を吐く。


「はあ…いい加減にしてほしいのはこっちですよ。」



結局その日、ルークとガイは戻らず、ファブレ邸で一夜を過ごすことになるのだった。





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あとがき

みちるさまより、6万打にて「ガイルク+オールでほのぼのしたお話」というリクをいただきました!
すみません…長らくお待たせしたあげくほのぼのじゃなくなったorzほんのりシリアスな展開に…ごめんなさい…ごめんなさい!!

しかし、やっと自分の生きる意味や存在そのものをかたちあるものに出来たのに、もう生きられないなんて…書いてて、ルークって改めてかわいそうな主人公だと思いました。
長編小説ではなんとか幸せにしてあげたいです。

リクエストありがとうございました!^^


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