資料室

【く】 1件

【鯨 (くじら)】
@哺乳類クジラ目の海獣のうち、大型のものの総称。形は魚に似、海中生活に適する。種類が多く、歯のあるもの(歯クジラ)と、ないもの(髭クジラ)とに分ける。体長三◯bに達する現存の動物中最大のものを含む。皮膚は裸出し、その下に厚い脂肪層があって体温を保つ。後肢は退化し、前肢鰭(ヒレ)状、尾は尾鰭(オビレ)状であるが、魚と違って水平に広がる。餌は小魚、海老(エビ)類など。水面に浮き上がって空気呼吸し、そのとき鼻孔から吐く呼気中の湿気が水滴となって柱状に立ち上る。鼻孔にたまった海水、付近の海水もこれに伴って吹きあげられる。これを俗に「潮を吹く」という。かつて大規模な捕鯨をし、食用、油、工芸に使った。マッコウクジラ・アカボウクジラ・イワシクジラ・ナガスクジラ・セミクジラなど。南北両極の海、特に南氷洋に多い。古称、勇魚(イサナ)。<季:冬>。常陸風土記「鯨鯢(クジラ)は曾(ムカシ)より見聞かず」
A「くじらじゃく」の略
  [広辞苑(第五版)より]
B管理人の尊敬する絵師。別称「ナマモノ」。くじら語という特異な言語を扱う。最近管理人は、実は女の子なのではないかとひそかに疑っているが、聞く機会がなく 困っている。



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