Dear love

□Dear love 3
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「か〜な…?」










「あ 嵐くん」







「?お前誰だよ」







「あっ あたし?香奈の友達の優花香奈なら帰ったよ」




「はっ帰った





「うん?何で?約束でも
してたの?」




「昨日 友達と約束があってゲーセン行けなくて…
今日 放課後行く予定だったんだけど」




「友達…? 香奈そんなこと言ってたっけな…」





「……」





























「はぁ…」



どうしよ… 嵐怒ってるかな…怒ってるよね…



私は一人下校してた







嵐は私のことなんか
好きじゃない




だって 彼女がいるから





私はただ遊ばれてるだけ

















……バカ…






















本気で好きになるなんて




























着信 嵐







…どうしよう…









…これで終わりにしたい










遊ばれるのなんて嫌だ














好きになっても
仕方ないから














はっきり言おう

















ピッ…




「はい…」







「おい香奈どういうつもりだよ









「…どういうつもりだよはこっちのセリフよ」









「…は?」














「とぼけないでよ
嵐に… 嵐に…彼女がいることぐらい知ってるの
























…言っちゃった










もう 止まらない





















「私に何がしたいの?嘘の告白して… 彼女いるのに何がしたいの私で
遊ばないでよ



























「……お前 何言ってんの」


























えっ
























すぐ後ろから声がした






















私は耳から携帯を離し
振り返った




























「あ…嵐…」


















「お前…意味わかんねえよ」









そう言われてカッとなった









「い…意味わかんないって全部 全部私のセリフじゃない






















「お前が勘違いしてるんだよ
















急に嵐が怒鳴った










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