LOVE☆LOVE

□LOVE☆LOVE
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バタン…









「ん?杏奈?帰ったの?」




「姉ちゃんお帰り〜」



ヒロが玄関まで走ってきたがあたしはすでに2階に上がっていた
































「あーぁ……」





何でよ……





あたしはさっきの出来事を思い出した
























「俺達…別れよう」



「……え?」


あたりにも急のことで
言葉が出なかった




「ど…どうして…?」




「どうしてって…………何かさ……」



雄介が頭をかく







「…疲れる……から」








「……は?」





「だから…杏奈といると
疲れるんだ…」




「……。」




「部活で疲れてるのに毎日
電話しやがってさ……
もう…何なんだよ…」




雄介は小さくため息をつく




「あたしは… 疲れてるとき雄介の声を聞くとすぐに
元気になるけど…?」



「お前とは違う」









こんな雄介 知らない










「…別れてほしい」





「……バカ…」






あたしは涙をこらえて
席を立ち店を出た

































ガチャ……






……ヒロ…だな…




「ヒロ… 今は一人にしてよ邪魔 邪魔…」





あたしはベッドにねっ転がる

















「フラれたか」
















…この声―






















あたしはゆっくり体を
起こす










「…尚斗…」








尚斗は床に静かに座った









そしてネクタイをとり
Yシャツのボタンを
2、3個取る












「……うるっさいなぁ…
あんたには関係ないでしょてか 部屋に入ってくんな」





「図星か そりゃそうだよなこんな男みたいな彼女、
ほしくねぇよな(笑)」




















―…は…い?













「お前なんか…フラれて当然……」



あたしは枕を投げつけた

















「いってぇな
そういうところが女らしくねぇって言って……」











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