Dear love

□Dear love 2
2ページ/5ページ



嵐が驚いた顔をした


私ったら…


何言ってんのよ〜//



「俺が… 知りたいか…」




嵐は本棚によっかかる




その横顔がかっこよかった














「じゃあ 俺と付き合って」












…はい?












「なっ… 何でそうなるのよ」







「だって知りたいんだろ?」




嵐ははにかんだ





「知りたいけど… そうじゃなくて…その…」




上手く言葉にできないけど嵐をほっとけない




好きとかそういう感情と
ちょっと違う








「はははっ…(笑)」





「えっ?何で笑うのよ





「やっぱ 思った通りの
女だな。そこまで真剣に
悩むなんて…(笑)」






「……うるさい帰る」








バカにしやがって…






私は図書室から出ようとしたとき







「香奈 お前 ぜって〜
俺のこと好きにさせてやる覚悟しとけ」





振り替えると満面の笑みでこっちを見てた






「ならないっつ〜の







私は勢いよくドアを開け
力強く閉めた




























その日の夜


…バッカじゃないの?
思いっきり勘違いしてる



私は自分の部屋のベッドでイライラしながら
横たわってた




好きになんかならない





すると…








…電話…



相手はもちろん嵐。










「…よっ 電話久しぶり」




「…何の用」




「ん?特に無い(笑)
今 何してた?」



「別に…」



「俺のこと考えてたろ?」



ドキッ…



「そっ…そんなわけ
無いでしょ




「ははっ ほんとかぁ〜?」



「うるさい切るよ
早く寝なさいよっ」



「あっ 待て」



「何よ










「好きだ」














…へ?

















「んじゃ〜なぁ〜
歯磨けよ〜」








そこで 電話が切れた




















.
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ