Dear love
□Dear love 9
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でも嵐からの返信が来ることは無かった
ずっとずっと待ってた──
あなたはいつだってそう
いつも あたしを
置いてきぼりにする
ずるくて 優しい人だった
「香奈〜〜!!
聞いて 聞いて!!」
朝 学校に来るなり
優花が騒がしくあたしのところへ来た
「なに? どうしたの?」
「あのねっ…告白されたの!!」
えっ!!
「え〜〜!誰!?」
あたしは優花の話に
食いつく
「なんか…/// 嵐くんと同じクラスの近藤潤っていう人!!」
「嵐……と?」
「うん!! なんかね、嵐くんと同中だったらしくて
仲も悪くないみたい♪」
良くもないんだ(笑)
「でっ!?
かっこいいの!?」
「もぉ〜/// ちょ〜イケメン/// やっば〜い!!!
あんなイケメンいたなんて勉強不足だったわ!(笑)」
勉強不足…って(笑)
イケメン調査?
「それでね… さっき玄関で『前から気になってた
付き合ってください』って!!」
「うわ〜 ストレートだね!かっこいいなぁ」
「だよね だよね★」
「それで? 付き合っちゃうの??」
「…OKしてきちゃった♪
えへへ〜///」
優花は顔を赤くさせる
一度見てOKしちゃうなんて優花らしいな
優花の笑顔はすごく
幸せそうだったから
こっちまで笑顔になってしまう
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