Ｄｅａｒ ｌｏｖｅ
□Dear love 10
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雨菜が死んだのは
きっと
いつものように川で
友達と遊んでいたから
ずっとずっと
そう思い込んでたんだ
雨菜の不注意で
雨菜は亡くなった
だが─────
一人で暮らすようになって雨菜がもういなくなって
俺の性格は一変した
暗い 怖い 暴力
そんな 噂がたったんだ
暗くなったのは自覚してた
前より笑わなくなった
だが、喧嘩なんか
くだらねぇこと したことなかったし、それでストレスを解消したり
寂しさを紛らわす…なんてガキみたいなことは
したくなかった
雨菜が悲しむから
俺のたった一人の
大事な妹だから…
ある日
雨菜が死んで…
５ヵ月ぐらいたったとき
俺は相変わらず
友達も作らず、笑うことなんかない毎日を送っていたわけで…
クラスの中心的な
ある 男子とそいつのダチとの会話が耳に入ってきたんだ
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