のぞみ的読み物
□私立のぞチャ学園生徒会
1ページ/25ページ
第1話…夢原のぞみは突然に
時に日本のどこかにあるらしい【私立のぞチャ学園生徒会】が発足した。…なんて仰々しい前置きは抜きにしてメンバー紹介、いってみよ〜☆
まずは相棒クリスとの息もピッタリの…生徒会会計・高町ヴィヴィオさん♪
よくお菓子を差し入れしてくれます。お母さまにはお世話になりました(笑)
続きまして、驚異の検索能力の持ち主…書記の能美クドリャフカさん♪
生徒会随一のパソコンの使い手。その検索の速さは通常の3倍だとか…(赤い人?/笑)
さらに、数々の奇策で笑いをつかめ?…風紀委員・奇策士とがめさん♪
電力が足りないならウチの鼠を働かせればいいのっ!(キャラが違うし言ってません/爆)
副会長は雪代千歳さん。
どんな時でもハリセンを手放さない生徒会のツッコミ隊長。全てを包み込む尻尾と容赦ないツッコミが彼女の持ち味らしい(笑)
今年度の生徒会長は夢原のぞみ。プリティでキュアキュアな魅力でトップ当選。『のぞチャ学園(都市)の超電磁砲』の異名を持つ暴走娘(異名はフィクションです/笑)
そして…風紀委員を目指すらしい謎の美少女・中津静流さん……こんなメンバーでゆる〜い書き物を展開していきますね〜ノシノシ
楽しい仲間がぽぽぽぽ〜ん♪(笑)
『…さて、顔合わせも済んだことだし…さっそく会議を始めよっか♪』
のぞみが言いながらホワイトボードに書き込む。
【正しいGWの過ごし方】
すかさずクドリャフカが口を開く。
『わふ……が○だむういんぐ?』
『違いますよぉ…クドリャフカさん。ゴールデンウィークです♪』
ヴィヴィオがさりげなくツッコむ。そんな2人の会話を遮るようにのぞみが話をどんどん進めていく。
『学園のみんなが楽しく連休を迎えるためにはどうすればいいか…それが分かったのよ♪』
『のぞちゃん、その方法とは?』
首をかしげながら千歳が尋ねる。
『えと……ゴールデンウィークに何かイベントをやれば盛り上がるかなって☆』
思わず苦笑する一同だが、のぞみは更に続ける。
『よぉし…ゴールデンウィークを楽しく過ごす方法を考えること…けって〜い♪(笑)』
その時、生徒会室の扉が派手に開く。
『GWの名付け親は映画業界。それなら映画を作って流せばよかろう』
とがめが文字どおり奇策を引っ提げて登場。
『映画かぁ…それならこのコンセントで…』
そのコンセプトとやらをホワイトボードに書き込むのぞみ。
『わふ…私ですか?』
何故か名前を書かれたクドリャフカが首をかしげる。
『のぞみさん…発想がどこかの団長と同じですよ…』
『のぞちゃん、パクリじゃないよね?』
あわててツッコミをする千歳とヴィヴィオ。しかしのぞみは止まらない。
【クドリャフカのリリカルマジカル大冒険】
『名監督の私にかかれば全米ナンバーワン間違いなしなのよっ!』
『どこかで聞いたようなフレーズな気もするが…問題なしじゃろ』
得意気に頷くとがめの後ろからヴィヴィオがのぞみの前に躍り出る。
『でも、短期間で完成させるとなるといろいろ大変ですよね。撮影場所とか機材とか……』
『機材のほうは大丈夫。私…が何とかするから♪』
怪しい笑みを浮かべながらクドリャフカを見つめるのぞみ。
『わふ……もしかして…私が…?』
『そう、クドちゃん…いくよっ♪』
のぞみがクドリャフカの手を引っ張り家電量販店に走り出す。
『あっ、行っちゃった…』
千歳の苦悩の日々は終わりそうもない……(苦笑)
『よぉし、世界一の映画を撮っちゃうぞぉ…けって〜い♪(笑)』
『わふ〜♪』
………
『えと…あったあった。くどちゃんは入り口で待機しててね♪』
のぞみさんが1件の家電屋さんに入っていき、店主さんと何やら交渉をしているみたいなのです。
『わふ…?』
たまにこちらを見ながら交渉している気がするのは気のせいですよね?
『お待たせ☆彡』
待つこと1時間、のぞみさん(…の鼬?)がかめらを抱えて出てきました。
『クドちゃん…魔法少女の武器といえば不屈の心と長距離砲だよね?(笑)』
のぞみさん…それは叙情的な魔法少女限定ですよ?
…と言えない雰囲気なので言われるままついていきました。
『あとは小物をいくつか用意すればいいから今日は解散〜♪』
『わふ……それはそうと、のぞみさん…ここどこですか?』
『えっ……細かいことは気にしなぁい♪(笑)』
結局この日は夜10時頃に帰宅したのでした…。
そして次の日から早速撮影が始まったのです。
第1話…おわり