SHINeeの自由帳U

□ただ…きみがいないだけ
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(それから数ヶ月後)




(宿舎)

テミン「最近ジョンヒョニヒョン、彼女できたの?」

オニュ「え、そうなの?」

テミン「わかんないけど。外出…多いから」


key「気の合う子は見つかったみたいだよ」

オニュ「そうなんだ、よかったね」



ミノ「もう、ヌナのことは諦められたのかな?」


key「わかんない、けど…」

オニュ「うまくいくといいよね…」

テミン「その人、ジョンヒョンと同い年だって聞いたよ」

オニュ「そうなんだ」

ミノ「もうきっと、年上の人は…ダメ…なんじゃないかな」

key「ジョンヒョンの心の穴はまだ空いたままだよ」












(夜道)


ヨジャ「送ってくれてありがとう、楽しかった」

ジョンヒョン「俺も楽しかったです」

ヨジャ「少しは私でも気分転換になったかしら?」

ジョンヒョン「とんでもないです」

ヨジャ「ちゃんと眠れてる?起きれてる?」

ジョンヒョン「大丈夫、」

ヨジャ「よかった。またメールしていい?」

ジョンヒョン「もちろん」

ヨジャ「とか言って、ジョンヒョンいつもメール返さないから」

ジョンヒョン「その代わりこうやってよく会ってるでしょ?」

ヨジャ「(苦笑)」






(メールを送られても返さないで会いに行くのは、君の癖だ)



(きみはいつも俺を心配して、メールを送るといつも会いに来てくれてた)



(心配してくれる人がいるというのはいい)


(少なくとも地に足をつけていられるから)



きみがいなくなってから、仕事しか手につかなくなった俺に、マネージャーが紹介してくれたのは"彼女"で。


カウンセリングのように、俺は何度も会うのを勧められてデートのような散歩を繰り返している。



君がいなくなってから…外もすっかり歩かなくなっていた。



ヨジャ「じゃあ、またメールする」

ジョンヒョン「"おやすみ"」





"敬語"で話さないことにももう慣れた。


君が俺に植え付けた癖は多すぎて、俺はまだ君を忘れられそうにない。


君を敬うことだけが俺の生き甲斐だったのに、
今はもう目標を失って、


俺はまたあてもなく君を探し歩いてしまう。





(ねぇ、叱ってよ…)




(いつもみたいに"ジョンヒョン"って名前を呼んでよ…)




(おいでって言えばそこにいくから…)










 お願いだから…

 声を…きかせて…



















【ただ…きみがいないだけ】







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