SHINeeの自由帳U

□テミン*
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ず、にゅ…、といやな感触。



「テミン、ちょっと待って」

「え?なになになに??」


テミンの下になる体勢になってた私は、彼のがあたる下半身にいやな予感を覚えて、

その動きにストップをかけた。



く、ちゅ、と粘膜がはなれる音がして、彼のものが体内からぬける。


「あ、血がついてる」

「やっぱり…そろそろかなーって思ってたんだ」

「もうできない?」

「まだ…やりたい?」

「だって僕いってない」

「・・・」


そんなやりとりをしてても、すぐにまたベッドに押し戻されて、

ぐにゅ、と彼のものをまた体内に埋められた。


「優しくするから、」


なんていいながら、目はいたずらっこみたいに笑ってるくせによく言う。


「僕のことだけ考えてる?」

「考えてるよ」

「じゃあ、キスしていい?」

「キスはだめ」

「姉さんは結局なんにも僕にくれないね?」

「生理中にやったのは今日がはじめてだわ」

「ほんと?じゃあ僕がいちばんだ」


かわいらしく、あどけなく笑うテミンはまだ高校生。


私たちはいけない関係だ。



大人である私は、彼を模範的で道徳のある行動に導かなきゃいけないのに、

現実は彼に溺れきっている自分がいる。



(キスだけはしない…)


心まであげてしまったら、きっともう彼から離れられなくなる。



「姉さん…好きだよ…」

「…うん、」



年下の男の子の首に腕を巻きつけて、からだを預けてる私は、なんて卑しい人間なんだろう…。



「もっと、どこがいいか教えて?」

「んっ…そこぉ…っ」


ずちゅ、ぐにゅっ、て結合部がいやらしい音を立ててる。


透明な液体に血が混じって、太腿を伝い落ちる。


「姉さんが処女みたい…」

「・・・んぅっ、」


ぐんっ、と奥まで挿されると、ベッドの上に血が零れた。



「姉さんの一番最初いただき〜〜っ」

「…ぁ、ンっ」


たのしそうに、あどけない顔が笑う。


私はもういきそうになって、からだがフルフル震えてきた。


「一緒にいく?」

にっこりと微笑むテミンに、私はコクンと首を縦に振った。


「じゃあ、姉さんが僕のこと愛してるって言ったらいかせてあげる」

「なぁっ…ι///」

「ほら、ゆって?」


笑顔のまま、テミンはゆっくりと律動を開始する。


「あっ、あんっ///ぁ、愛し…てるっ!」

「ふふっ、僕も、世界一愛してる」


そう言って鎖骨の下にキスを落とすと、

じょじょに動きを早めてくれるテミンに合わせるようにして私は絶頂に達した。


きゅん、となった体内に、甘い声を盛らして、あとから達するテミンが愛しい。





「どうしたの?」


うっとりとその顔を見ていたら、不思議そうな目で見られた。


「いや、かわいいなーと思って」

「褒めてるの?」

「ほめてるよ」

「彼女には可愛いより、かっこいいって言われたいんだけど、僕?」


そう言って私のほっぺたをフニッとつまんでくる彼は、やっぱり可愛かった。


「テミン、好きだよ」


ふいうちで言ってこっちが驚かせてやろうと思ったのに、

テミンからかわりに返ってきたのは、


「僕、離さないからね?」



だった。


「5年先も同じ台詞が言えたらね」

「5年経ったら姉さん30じゃん」

「うるさいι」



テミンは、ぽんぽんと頭をたたいて、優しく言った。












「大丈夫、ずーーっと好きだよ」











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