EXO

□寝起き@お寝坊さんの彼女編
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寝起き@お寝坊さんの彼女編ギョンス(D.O.)ver



目覚ましが鳴る

バシッ、と音がして、アラームの音が止む。






しーーーん・・・





ギョンスはそこで、目が覚めたものの、

自分の手はまだ布団に入ったままなのに、その目覚ましが自動的に止まったことに関していまだに疑問を抱えたままその場に留まり固まっていた。

そして、そうっと横を向いてみる。


ヌナ「・・・・・・んぅ・・zzz」




D.O.「(うわぁあっ?!!?!?(心の声))」




ギョンスは青ざめていた顔をみるみる赤くして布団から飛び起き、

大慌てでリビングに向かう。


ドアの前でドタッ、と大男にぶつかるが、


振り返ったカイは、それはもう眠そうな顔をしていたので、D.O.は説明することもなくリビングに入っていった。


チャニョル「おっはよぉ〜」

ベクヒョン「おはよーでぃお」


朝から陽気で能天気そうなこの2人が、今の自分の状況を理解してくれるかディオは一瞬考えて戸惑ったが、意を決して話すことにする。


D.O.「あ、あのさっ!」


ものすごい気合を入れて話を切り出したのに、僕を見るなり2人はほぼ同時に喋り出した。



ベクヒョン「昨日ヌナが来てさ!」

チャンヨル「おまっ、オレが悪いみたいな言い方すんなよ〜」

ベクヒョン「言ってないよ(笑)終電がないっていうからあがってきなよって、」

チャニョル「オレが言ったんじゃないの!ベクヒョンも言ったの!」

ベクヒョン「丁度お風呂上りだったからさ、"D.O.の部屋そこだよ"って」



D.O.「・・・・」


まさか、こんなにも話を切り出すのに悩んだ2人が"犯人"だったなんて・・・。


チャンヨル「・・・あれ?で、ヌナは?」

D.O.「僕もう一回寝てくる!」

チャンヨル「・・・え?オレらの朝ご飯は?」

D.O.「知らないッ!」



ばたんっ!と音を立ててドアを閉めてリビングを出て行ったディオを見送り、リビングにはまたチャンヨルとベクヒョンだけ。



チャンヨル「・・・・どうする?ホットドックでも買い行く?」

ベクヒョン「・・・え、朝から?(笑)」




ヌナの寝顔なんて・・はじめて見たんだろうなぁ‥と、確信犯の2人はにまにま笑いながらディオの部屋を見つめた後、しずかに宿舎を出て行った。







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