EXO2

□EXOに告白されたら…@
2ページ/5ページ




EXOに告白されたら…@レイ



バス停でいつもの時間にいつものバスを待っていると、

隣に男の子が並んだ。


いつも隣に並ぶレイくんだ。


どうして名前がわかってるかというと、

いつも彼が背負ってるリュックに、レイって書いてあるから。



直接、声をかけたことはない。


けれど、いつも・・綺麗な顔立ちの子だな・・とは、思ってた。



その子が、今日。急に、声をかけてきた。




レイ「・・・・あの、」



「へっ?!?」



わたしは思わず声が裏返ってしまった。恥ずかしくて顔が赤くなる。


男の子は、じっとわたしを、射抜くような眼差しで見つめる。




レイ「カレ・・・シ・・、は居ますか?」


「へ・・え・・っ、い・・?いま、せんけ・・ど?」



年上なのにしどろもどろ。

一体何を受け答えしているのかさえも頭が付いて行かない。そんな状況だ。


レイ「ぼくあの・・・ぼく、・・あの、ずっと・・・・あなたのことが好きで・・」



「ッエエエ・・えっ?!?」



レイ「え、えっ・・そ、そんなにぼくに告白されると驚き・・・・ま、す?」


「い、いやっ!いや!だって!美青年だから!!」


レイ「・・・・あ、そっちか」


「そっちってどっちだ(笑)」


レイ「ドン引きされるほど脈ないのかと思って」


「それはないですよ(笑)」



レイ「よかった。じゃあ、脈は、ありそう、ですね?」





「・・・・え、?」




レイ「バス。着ましたよ。席でメアド交換して下さい」







こうしてわたしは、美青年レイと付き合うことに、なったのです。





次へ
前へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ