EXO2
□EXOに告白されたら…@
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EXOに告白されたら…@レイ
バス停でいつもの時間にいつものバスを待っていると、
隣に男の子が並んだ。
いつも隣に並ぶレイくんだ。
どうして名前がわかってるかというと、
いつも彼が背負ってるリュックに、レイって書いてあるから。
直接、声をかけたことはない。
けれど、いつも・・綺麗な顔立ちの子だな・・とは、思ってた。
その子が、今日。急に、声をかけてきた。
レイ「・・・・あの、」
「へっ?!?」
わたしは思わず声が裏返ってしまった。恥ずかしくて顔が赤くなる。
男の子は、じっとわたしを、射抜くような眼差しで見つめる。
レイ「カレ・・・シ・・、は居ますか?」
「へ・・え・・っ、い・・?いま、せんけ・・ど?」
年上なのにしどろもどろ。
一体何を受け答えしているのかさえも頭が付いて行かない。そんな状況だ。
レイ「ぼくあの・・・ぼく、・・あの、ずっと・・・・あなたのことが好きで・・」
「ッエエエ・・えっ?!?」
レイ「え、えっ・・そ、そんなにぼくに告白されると驚き・・・・ま、す?」
「い、いやっ!いや!だって!美青年だから!!」
レイ「・・・・あ、そっちか」
「そっちってどっちだ(笑)」
レイ「ドン引きされるほど脈ないのかと思って」
「それはないですよ(笑)」
レイ「よかった。じゃあ、脈は、ありそう、ですね?」
「・・・・え、?」
レイ「バス。着ましたよ。席でメアド交換して下さい」
こうしてわたしは、美青年レイと付き合うことに、なったのです。
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