SHINeeの自由帳]T

□PLAYBOY
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鳴りやまない電話の相手が誰なのか、ベッドの上の俺も彼女もわかってた。


でも、今更引けないじゃないか。


薄暗い室内で、しっとりと流れる夜のBGMに酔わされるように俺とここまでやってきて、何を気にするっていうのさ。


今さら何を言ってきたって俺は止めるつもりはない、そうだろ?


そういう風にして欲しくて誘ったのはそっちなのに、


電話の相手が気になるなんてどうかしてる。


むしろ、いっそ見せつけてあげたらいい。


そうしたら俺の気も少しは晴れるんじゃないかな。


俺のことを苦しめた罰。


嫉妬なんて似合わないこと。


きっとそんな感情も知らないんだろうね。




俺はベッドの上で少し震える彼女の肩に触れて言うんだ。


そのやわらかいシフォンのような素材の服に手を置いて。



「大丈夫、大丈夫、」


君の気持ちを全部わかっているからと。囁くように抱きしめる。


僕の心はもう黒く覆われて。


君はまだ純真無垢なままで。


俺の愛してるはもうすっかり忘れてしまった。


だから君の言葉も聞かなかったことにする。


どうせ元には戻るはずがないんだから、遊んでしまおうよ?




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