SHINeeの自由帳]T

□嫌疑なし
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ジョンヒョン「なんでやってないって言わないの?」


オニュ「触ったのは事実だから?」



ジョンヒョン「触ってない、当たっただけ」



オニュ「当たったのも触ったに入るでしょ。触れたんだからさ」



ジョンヒョン「なんでそう自分に疑いがいく様な真似するの?ジンギさんのそういうとこ嫌いだよ?」



オニュ「嫌いも何も事実だから、」



ジョンヒョン「強情!馬鹿正直!頑固!」



オニュ「・・・・よくそんな単語知ってたね?」



ジョンヒョン「怒ってんの!オ・レ・は!」




ジョンヒョンが立ちあがって一人憤慨するジェスチャーを見て、オニュは座ったままへらりと笑う。



ジョンヒョンはため息をついて、ストンと腰を下ろした。




オニュ「気は済んだ?」




ジョンヒョン「みんながジンギヒョンのこと責めてるよ。疑いだけしかないのに謝れってみんな言う」



オニュ「疑われてるんだから謝るの普通じゃない?」



ジョンヒョン「普通じゃない!謝ったら認めることになっちゃうでしょ!」



オニュ「認めるよ僕。触ったし」



ジョンヒョン「触ってないー!!」



ジョンヒョンがまた怒って食べ終わったお菓子の袋をオニュに投げつけるのにも、オニュは平気な顔して笑った。




オニュ「・・・・僕、アイドル向いてなかったかな」



ジョンヒョン「そういう喰いモノにされちゃうところはね」



オニュ「いつの間にかそんなアイドルになってたんだね、」



ジョンヒョン「・・ポジティブ・・・」



オニュは苦笑いしてジョンヒョンを見る。




ジョンヒョンが、オニュが思わず困った顔になってしまうほど難しい顔をしてたから。



ジョンヒョン「俺も‥アイドル向いてなかったかも、」



オニュ「え?」



それだけソロ活動してて?ソロコンの準備だって忙しいし、

アルバムの準備だって忙しそうに精力的にやってるでしょ?


と、言う顔でオニュがジョンヒョンを見るけど、


ジョンヒョンはむすっとしている。



わからないの?という顔でオニュを見るジョンヒョンに、オニュはずっと困った顔でいるしかない。




オニュ「・・・ジョンヒョンのそーいうとこ、僕は、嫌いじゃ、ないよ?」



オニュは口を結んだまま、フフッと鼻で笑った。



ジョンヒョン「俺は嫌いなのっ!」



ジョンヒョンはそう言ってへそを曲げたように口を結んだ。




愚直で。


真面目で。




本当に、真逆の性格だった二人だけが知ってた真実。







【嫌疑なし】





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