夢物語

□胡蝶之夢
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「ひっまわっりちゃ〜ん!」
「四月一日君。今日も元気だね。」
「馬鹿丸出しだな。」
「なんだと、てめぇー!!馬鹿って言う方が馬鹿なんですぅ〜。」

こんな普通の毎日が続けば良いと思う。
そう思えたのは、俺の周りの人のお陰だ。
特にあの人、壱原侑子さんの影響が強い。


胡蝶之夢


「四月一日ぃ〜酒どんどん持って来ちゃって♪」
「まだ飲むんすか?」
「宴会よぉ♪」
「侑子さんは毎日宴会ですよね。」
「その通り!今日も飲むわよ!!」




「侑子ぐっすり眠ってるな。」
「珍しいよな。この人、酒に強いのに。」
「モコナも、侑子が酒に酔って寝るのは見たことがない。」
「どうしたんだろう?」
「…多分、夢で誰かに会いたかったんじゃないかな。モコナも夢で、会いたい人に会うから。」

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