夢物語

□嘘みたいな夜
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彼女は隣で映画を見ている。
俺は彼女を見ている。



漸く、彼女は俺の視線に気付き、少し微笑む。


キュン

可愛い。



繋いでいた彼女の右手の甲にキスする。


彼女は一層照れて、頬を赤く染める。





夢みたいだ。

嘘みたいに世界が輝いている。









そして明日の朝、彼女は俺の隣で寝ているのだろう。


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