夢物語
□それいけ!・・・・マン?
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アンパンマン》「ジャムおじさん、僕の顔は?」
ジャムおじさん》「アンパンマン…すまないが、これからは2日に一回アンパンマンの顔を焼くことにしたよ」
アンパンマン》「何かあったの?またばいきんまんが悪さをしたとか…」
ジャムおじさん》「違うんだよ。ただ最近、小麦粉や牛乳や卵の値段が高くなってねぇ。赤字経営なんだ」
アンパンマン》「パン工場が赤字経営してたなんて、知らなかったよ」
バタコさん》「アンパンマンに迷惑かけたくないって、ジャムおじさんは内緒にしてたのよ」
ジャムおじさん》「バタコ!」
アンパンマン》「ジャムおじさん…。僕、働くよ。」
ジャムおじさん》「いいんだよ、アンパンマン。アンパンマンはそのままでも」
アンパンマン》「そういえば…僕、頭が無いのに話してる?」
ジャムおじさん》「頭がなくても、生活に支障は無いよ」
カレーパンマン》「アンパンマン酷いことになってるなぁ」
アンパンマン》「カレーパンマン。頭が無いのは僕だけ?」
バタコさん》「カレーパンマンと1日置きでアンパンマンの顔を作るからね」
カレーパンマン》「因みに、しょくぱんまんは、トースター山という山から生まれたから、この件には関係してないぜ」
ジャムおじさん》「ということなんだよ。ゴメンね、アンパンマン、カレーパンマン。」
カレーパンマン》「いいって。いいって」
アンパンマン》「何も出来なくて申し訳ないです。これから、パトロールに行って来ます」
ジャムおじさん》「気を付けて行って来るんだよ」
バタコさん》「行ってらっしゃーい!」
チーズ》「ワン!」