夢物語

□断じて裸マフラーではない
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マスター)「誕生日おめでとう!KAITO!」
KAITO)「何事ですか!?」
マスター)「忘れたの?今日はKAITOの誕生日じゃない!」
KAITO)「あ、そうでした」

まさか、今日が俺の誕生日だったなんて。
忘れてました。

マスター)「で、KAITOのバースデーケーキはこれね♪」

差し出されたのはアイスで作られたケーキ。

マスター)「他の人達は、普通のケーキが良かったらしいから、KAITOだけ別になっちゃったけど…」

リン)「だって、寒いじゃん」
レン)「冬場のアイスは小さいので十分だよ。ホールケーキはちょっとね…」
ミク)「アイスも美味しいんですけどね」

マスター)「ということ」
KAITO)「俺はアイス大好きなので、嬉しいです。有難う、マスター」
マスター)「喜んでもらえてよかった」

大好きなのは、アイスだけじゃなくて、マスターもですよ。

MEIKO)「一人で食べきらないと思うから、私も食べてあげる♪酒と一緒なら、寒さなんて感じないよ」
ルカ)「そんなこと言ってMEIKO姉、半分以上食べるつもりでしょ?」
リン)「ずるい〜!私も少し欲しい〜!」
レン)「リン、さっき寒いって言ってたよな?」
リン)「少しなら寒くないの〜!!」

ミク)「そういえば、ロウソク立ててないですね」
マスター)「ロウソクなんて家に無いよ…どうしよう…」
ルカ)「赤い蝋燭ならありますよ」
リン、レン)「それで良いじゃん」
MEIKO)「ロウソクには変わり無いしね」
KAITO)「俺のケーキが…」

食べた後で気付いたことだけど、ケーキの箱にロウソクがついていました。



来年も、再来年も、みんなで楽しく誕生日が迎えられると良いですね。


(2010.02.17)

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