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□鈴蘭 tragedy
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「くたばれ鈴蘭!!」
走ってきてそう叫び、
角材を振り上げたハゲは、
振り向く直前の天海を殴ろうとしていた
俺は直感でそれを知ると、
天海の手を思い切り引いて、
俺の背後に投げ飛ばした
身体が自然に動いていた
別に、脳みそが命令したことじゃねぇ
身体がその感覚を知ってたんだ
天海の驚いた表情だけが、コマ送りで見えたような気がする
「マサ先輩!!!!!!!!」
天海の悲痛な叫びだけを耳に聞いて
俺の意識は遠くに飛ばされた
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