小説(短編)

□happy story〜キッド編〜
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コトコト…。

トントン…。



台所から、めちゃめちゃ良い香りがするのに気付いてキッドは、目を覚ます。


(う〜ん、良い匂いだねぇ…。今日は、味噌汁に鮭かねぇ)




台所で、料理を真剣な表情で作る愛しい愛しい我妻。


キッドは、改めて己の妻、瀬那と結婚出来た幸せを噛みしめていた。









―――と、同時に小さくて可憐な瀬那に朝っぱらから、欲情してしまう(笑)
(まぁ、若いからねぇ…。俺も)


ソゥッと、瀬那の背後に立ちガバッと抱き付くキッド。


「ひゃあっ!!?」

因みに、キッドの左手は腰から腕を回して瀬那に密着中だ。
右手は、瀬那の小振りな胸をシャツの中から、直接揉んでいた。



「あっ…し、紫苑さ…ん…ひゃっ」


いきなりのキッドの行動に戸惑いながらも感じる瀬那。

キッドは、素晴らしく敏感な瀬那の顎を持ち上げて吸いつく様なキスを仕掛ける。






















「あっ…!あんっ!」
後ろからキッドに攻められて、普段よりも乱れる瀬那。

キッドは、クスリと笑うと瀬那の腰をグッと掴み繋がりを深くする。



朝から、台所ではグチュグチュという水音と瀬那の喘ぎが響き渡る。


「ヤァっ!紫苑さ…!もうダメ〜〜っ!!」

「良いよ!イッて瀬那」

瀬那の限界を更に追い立てる紫苑。



「…〜〜〜っアアアっ!!」




意識を飛ばしてしまった瀬那を抱きしめて、幸せを実感するキッド。

何度も何度も、ぐったりとする瀬那の顔中にキスの嵐を降らせるのでした★









―――その後、焦げてしまった鮭と煮詰まった味噌汁を前にプンプンと怒る妻に平謝りするキッドの姿があったとさ――





「…。何事もヤリ過ぎは良くないねぇ」…と、苦笑するキッドが居たそうな




〜end〜
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