イベレポ



あくまでも私が見て、記憶に残った部分のレポートです。
場面によって贔屓が出ています。
また、一部抜けや間違いがあるかもしれませんが、あらかじめご了承ください。

【2009.08.20 大阪初日】

OPは立海コールから真田への制裁シーン。はぁっと拳に息をかけてパチン☆マサの楽しそうな仁王ちゃんが可愛かったです。そして、皆に引き続き前に出た赤也に一言、「お前は負けただろう」このときにしょぼーんとなった元気と、同時に山沖君の肩がピクリと反応しているのに演技力を感じました。

S3では完璧に油断していた私。音程的に似ているとは思っていましたが、まさか本当に『油断せずに行こう』が来るとは!ドリライ6thまでの公演よりも、ずっと声が低くなり、馬場りょもようやく手塚に見えて一安心。
兼ちゃんの真田はさすが初代の貫禄といいますか、見ていて落ち着ける演技でした。違和感なくお芝居にのめりこめるのは、このS1の試合に関しては間違いなく兼ちゃんの演技のおかげでしょう。
最後に倒れた手塚の手を硬く握り、「もうお前とはやらん」という場面では思わずじんときてしまいました。

D2は来ましたね、赤也のデビル化。元気の目の周りのあれは赤いフィルムか何かでしょうか。照明全体が暗めだったので、うまく溶け込んでいて、自然に見えていました(肌が赤い時点で自然じゃないのはおいといて)。そしてここで名古屋星徳との回想シーンが入るのですが、今回試合のない柳生を演じるばーちょんの一番の見せ場「このワカメ野郎、と」がありました。私がD1でよく覚えているのは、怖いくらいの元気の笑い方と、このばーちょんの『ワカメ野郎』です。

そして、大本命のS2!まずは乾の病院での悪夢、赤也になる仁王ちゃん、なマサの演技力に驚きました。本当に元気の演じる赤也に似てるんです。仁王役の他に赤也役のオーディションを受けることを考えていただけはあると思わせる、狂気的な場面の自然な演技でした。
試合中は手塚と白石とコロコロ入れ替わり。どんな風に再現するのかと思っていたので、入れ替わるタイミング等もすごくよかったです。馬場りょとヒデの仁王ちゃん弁が聞けました。
歌はこの3人でダンスをするんですが……マサは飛びぬけて上手いですね、やっぱりそこはさすがです!ちょっと他の2人が可哀想に見えました(笑)。四天Aの公演では、マサとハルに比べて馬場りょが……なんでしょうね。
しかし、マサは一段と声が低くなり、深みも増しましたね。歌もかなり上手くなってます。歌詞の中とはいえ、マサの「油断せずに行こう」と「んー、絶頂!」が聞けたのには惚れ惚れ。どう表現しても伝わりきらない興奮がありました。
そして不二君の見せ場、星花火。最新の技術でラケットのフレームが下から上へ光り、そのまま舞台天井でスパーク!金粉がひらひらと舞う中、仁王ちゃんが振り向きざまに「返せんぜよ……」と驚きながらつぶやくように言うのですが、この時のマサの表情が本当に驚いているのと、相手に自分のプレイスタイルを押し返されてしまった戸惑いと。そういったものが現れていたと思います。
試合後、負けたことがよっぽど悔しかったのか、ベンチで離れて座るマサに、隣に来てちゃんと座れとベンチを指差すばーちょん。その背後に控える黒いオーラを感じ取ったのか(笑)、ビクッと肩をさせた後、素直に座りなおすマサ。顔は不服そうなんだけど、ちゃんと座ってるんです。この辺はもう、この二人ならではの掛け合いですよね。ばーちょんがベンチワークに力を入れているのも、よく伝わってきました。
前回の公演時が子供っぽい悪戯心と無邪気さを秘めた仁王ちゃんなら、今回の公演は本気を垣間見せる少し大人びた仁王ちゃんといった印象です。泰右の仁王ちゃんがビジュアル的にも可愛い系なんで、ぴったりかもしれません。

D1は割りと早かったですね。試合は原作でも一見ゴールデンペアが攻めあぐねているように見えて、その実時間稼ぎしているだけなので。美緒の「所詮、そんなもんだろぃ」という歌のワンフレーズが妙に頭に残って離れません。立海D1の歌は覚えやすいです。
ゴールデンペアは歴代のメドレー風で、この試合、この公演がシリーズの集大成であることを意識させられました。ちなみに、勝利後には高崎君がつーじーの肩に前から飛び乗って肩車状態で、その場でくるくる回り続けるという凄ワザを披露!そのまま暗転に入ります。

さてさて、今回の緊迫した試合展開の中、良いスパイス役を担っているのが四天宝寺の皆さん。この日はBチームでした。が、トム君がまさかの降板。おそらく他の舞台で共演者がインフルエンザに感染したことを受けての配慮でしょう。謙也の台詞は主にさとちゃんがカバーしてました。というのも、語尾が謙也+財前でしたから。
試合中のベンチワークでは、はしゃぐ金ちゃんにおとなしく座れとベンチを指差すヒデ、そしてそれを拒むたーくん。緊迫する中、合間での笑いは彼らのせいです。
途中、伝言ゲームをし始めた彼ら、小春ちゃんが伝言する相手がおらず、困っていました。下では真剣な会話が続けられているにもかかわらず、会場には笑い声がしばしばこぼれていました。
幕間ネタはそうめん売りの金ちゃん。千歳が「とんこつラーメンは?」さすが九州。なんでも金ちゃんは走って会場に来たため、帰りの電車代を稼ぐんだとか。そして2階からは気だるそうな財前が登場。「俺、天才やないかもしれへん……」と嘆くさとちゃんに、白石ヒデが早く戻って来いと、後半がスタート。
2曲続く四天のダンス、振り付けが、腰の動きが!思わず会場から悲鳴が上がるほど。そして、四天ならではのテンポの良さで、会場からは手拍子が。
試合に見入ってしまった緊張をほぐすブレイクタイムの演出効果はばっちりでした。

さて、皆様楽しみにしているであろうFGKS。今回、座席が1階の舞台見て左の通路側ということで、とても楽しみにしていました。
私の席に来てくれたのは、銀さんとつーじー。銀さんは右手の通路側に、つーじーはなんと目の前に!ばっちり目線があってしまい、ラケットを向けられて一緒に手を上げました。手をふってくれました。やっぱりこれはFGKSの醍醐味ですよね。
ちなみに、私のいた席の後方にはリョーマ役の龍輝がおりました。
が、まぁ、つーじーの他は舞台に釘付けだったのであしからず。マサは案の定舞台上におりました。FGKSが始まって、皆自由に遊びだすじゃないですか。山沖君と試合してました。それを青学・立海陣が応援?というか観戦というか。舞台上の彼らも楽しそうにそれを見ていました。舞台でそうして遊ぶマサは、やっぱり無邪気で可愛く見えますね。
フィニッシュは角度の都合で、センターの龍輝からヒデ、マサが一直線に見えて大満足でした!


一通り書き起こしてみましたが、見事にマサしか見ていない自分に気づきました。そこはマサファンだということでご容赦くださいね。

written by 藤崎 春日


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