長編

□scene.9
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「知らないんだな。単なるネット上の噂だが…」

――ああ、事実じゃないのか…?

「未成年の二人が外で酒を飲み歩いてたらアンチファンにとったら恰好のネタになる。…とにかく疑われる行動は厳に慎むべきだと思わないか?」

「……あ、はい、もちろんです」

「二人には私の方から厳重注意しておく。ユノはリーダーとして耳に入れておく。それと、大変だと思うがメンバーの管理、頼んだぞ」

「はい。わかりました…。よろしくお願いします…」




その晩、夕食後におこなったミーティング後、ジェジュンとユチョンが姿を消したことをユノは気付かなかった。


最近の忙しさでネットを繋ぐこともままならなかったパソコン画面で二人の状行を調べているところに、

「ユノ兄さん、お風呂空きました。」

背後からのチャンミンの声に慌ててパソコンを閉じようとする。

「あ、ありがとうチャミナ。俺あとでいいから…さ、先ジェジュンに…」

「?…ジェジュン兄さん居ませんよ?」

――ッんだと?
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