銀魂男子高校
□6話:いちぢかんめ
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今日の1時間目はちょうどそのまま坂本の授業だった。
「なぁ、トシ。俺まだ教科書とか届いてないんだよね。見せて?」
「あぁ、いいけど間あいてりゃ見えねーぞ?」
「くっつけりゃいいじゃねーか」
「でもモジャモジャに怒られるぞ?」
「あ、そうか……」
と言い終わった時一度職員室に戻っていた坂本が教室に入ってきた。
「ん〜…高杉はいない、じゃきの……」
教室の一番後ろ、銀時とは反対の
廊下側の席を見て言った。
「来てないならそれでいいぜよ。どうせ屋上じゃけ……って土方!?」
「あ?んだよ」
「まだ教室におってええのか?」
「は?これが普通だろうがよ」
「あ、まぁ、そうじゃけど……。ま、授業受けるならそれでええ」
「トシもいっつも屋上か?」
「あぁ。まぁだいたい。で、いったらいったで高杉がいるんだけどな」
「じゃあ、授業始めるぜよ。132ページ開けえ」
と坂本が教壇で教科書をひらくと
がらっ!!!!
と音をたててある男が入ってきた。