小説
□手紙
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あれ?なんだコレは。
俺の靴箱に 手紙.....。
今時ラブレターか?
まぁ、それでも開けるんだけども。
で、なになに?
【夜7時 裏門前で待っています】
それだけ?!
名前を探してみるものの
やっぱり書いていない。
どうするかなぁ.....。
綺麗な字だから朝比奈さんかも。
とりあえず行ってみよう。
* * * * *
7時5分前。
もう居るかなと思いながら
裏門へむかった。
「キョン君?」
「うぉぁっ!古泉!」
「来てくれたんですね?」
来てくれた.....?
ってことは、手紙入れたのお前か。
「はぁ、お前か。で?何だ?」
「大事な話です」
と言う古泉の顔に
いつもの笑顔はなかった。