小説

□歌小説シリーズ 1
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センセー、くんのかな……

明日は銀魂高校3年Z組のクラス会。
5年も経ってりゃ、結婚してるやつもいんのかな?

6時から…だよな

俺は何度もクラス会の案内を見ていた。


俺とセンセーが付き合ってた時は…
俺ら手ぇ繋いで、ここの並木道歩いたよなぁ…
今でも一杯人、歩いてるぜ?

あー。いっつも俺が待たせたっけ?
この駅。
センセー。ここ通らねぇかな……

って居る訳ねぇか…



あの時。

この声が枯れるくらいに
センセーに"好き"って言えばよかった…

あいたくて仕方ねぇよ……
センセー………

…………銀時…………

どこ行ったって、何してても……





夕方。
雲、ホームから見えてら。

この街で俺は夢見て旅してる。

「青いベンチ」……か。
俺は椅子に腰掛け、

銀時が手ぇ振った日。
を思い出した。

この声が枯れるくらいに
銀時に"好き"って言えばよかった…

あいたくて仕方なかった…

どこに居ても、何してても


もう二度と戻らない恋。

痛みだけが、
ちょっと動いた……………











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