小説

□恋と愛とキス相手
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「雄二ぃ!!!!なんで僕がお姫様役なのさっ!!」

「仕方ないだろ?男限定って言う劇なんだからよ」

ここは文月学園……って別に紹介はいいですかね。
福原慎です。
文月学園では時期外れの文化祭が行われます。
ちょうど今の時期、新入生の歓迎会のようなものです。
ちなみにナレーションは少ないらしいです。


「しらゆき姫って…」

「どうせやるならアキにやらせたら?って」

「そうですよ。きっと明久君がいいです」

「ちょっとまって!!秀吉がいるじゃないか!!演劇部だろ!?」

「わしわその日用事で出られんからの」

「ってことだから頼むぞ明久」

「えええええええっ!!!!」




「みんなして酷いよ……」

クラスで投票した結果、やっぱりしらゆき姫は明久に決定した。

「姫はいいんじゃが王子はどうするのじゃ?」

「男同士。」

「僕秀吉なら……ぁって痛い痛い!!地肌が熱いっ!!!!!束で抜ける!!!」

「俺がやる」

「坂本くんが…ですかぁ?」

「あぁ。半分俺の無理やりだから責任くらいとる。」

「雄ニがぁ!?うわぁぁぁいやだぁぁぁ!!」

「キスのシーンはどうするの?アキ」

「えっ!?フリだよ!そんなの」

「無理だぞ。細かいとこまでチェックされる」

「優勝クラスには学食1ヶ月タダ券」

「欲しい……けどキスは無理ぃ」

「頑張るのじゃ、明久」

「応援するわよ アキ!」

「頑張ってください 明久くん!」

「頑張れ」

「俺も頑張るぞ」

「えぇ!雄二ぃ!!!!」


っていうこんな風に決まりましたとさ

明久  姫
雄二  王子
ムッツ 林檎の魔女




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