神に近い者

□第二話
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神父様が亡くなって五年…



私はすぐに孤児を開きました。



そして、旅をしました。





神父様の言うとおり、この世界には忌み嫌われた者が多かった…





今は、旅に出てませんが、旅に出て11人もの少年、少女に会い、いまはその子達と過ごしています。





「レインお兄ちゃん…どうしたの…?」



この子は真琴…日本に行った時にいた一番下の男の子です。


目がオッドアイで、それが日本では気持ち悪かったらしく捨てられていました。




『何でもないよ。ちょっと昔を思い出したんだ。』



「「だって、レインちゃん21歳で老けちゃったもんねー」」



この子達は双子のリュウ、ミュウ…



二人は超能力が使え、そのせいで捨てられてしまいました…




『ひどいですね…あ、コラ!そうタンスとか持ち上げたら駄目ですよ!』



「「けちー」」



『けちじゃありませんよ!』



「あ、レイン様…どうしたのですか?」



この子はアリス。アリスは生まれつき力が強いため、捨てられたらしいです…



なんでも、親が殺されるんじゃないかと…



『あ、アリス。お帰りなさい。何処に行ってたんですか?』



「え…と…内緒です!」



いつもアリスは私に内緒にしている…


何なんでしょうね…




「(はぁ、殺し屋してますって言ったらどうなるだろ…)」




「レ・イ・ンにぃー!!!」



『Σわっと…ディアじゃないですか…』



この子はディア…ディアは目が血のように赤いからと捨てられたらしい…



最悪な親ですよね…



『よくアリスとディアって出掛けてますよね…?』



「ん?ああ!!」



『一体何してるんですか?』



「「内緒だ/です!!」」



『そうなんですか…ι』



二人して内緒にしている事が凄く気になります…







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