神に近い者

□第三話
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「ってゆーか、どうやって入るんです?鍵が掛かってますよ?」




アレンの言う通り、門には鍵が掛かっていた。



これはリュウとミュウの仕業だ。




「んなもん切りゃあいいだろ…」



神田はそう言うといとも簡単に鍵を開けた。



ガチャン




大きな音を立てて…



「ユウ凄いさ〜ι」



「ファーストネームで呼ぶんじゃねぇ!!」



そう言いながら神田は足を踏み入れた。




ガチョン








「…ガチョン?」




神田は足下を見ると、見事にガイが仕掛けた罠にはまっていた。



「んだこれ…」



だが、神田は普通に接していた。



「Σぇえ!?神田凄!」



それを見たコムイは拍手をしながら言った。



「はぁ?んな事より行くぞ。アクマも多いんだ」



そう言うと、他の五人も入って行った。




「あ、ここにチャイムがあります…」



「よっしゃ!入ったら寝させてもらおーっと!」



ラビは勢いよくチャイムを鳴らした。


が…



チャイムは鳴らず、ラビの上にバケツが降ってきた。
(水入りの…)



これはセイランがつけた罠だった。



「…」



ラビはバケツをまだ被ったままでフリーズしていた。



「…なんさ、これ…?」



「ら、ラビ?目、覚めましたか…?」



アレンがラビを呼ぶと、ラビに怒りマークが付いていた。



「そりゃあ、バッチリと!(黒笑)」



「は、はは…ιそれは良かった…」



アレンはとにかく笑って誤魔化した。







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