Dark†Goddess

□第5夜
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ア「…スゴイ」

『アレン?何やっt

…え?』

ア「見てくださいミアナ!
この時計、触れないんです!」


アレンが時計に触れようとしても、すり抜けてしまって触れられない。


ア「それに、こうやったら…ほら!時計人間!

『わぁ!スゴイ!私にもやらせて!?』


アレンに代わってもらってやってみたけど、何の感触もしない。


『不思議な感じ…。』

ア「入ってる感じがしないですよね…」

『うん…』


この事、リナリーにも伝えた方がいいよね?


『リナリー、リナリー
見てよコレ!』


リナリーとミランダが此方を向く。


『時計人間!』

リミ「「キャ――――!!」」

リ「何やってんのミアナ!?どうなってるのコレ!?」

ミ「私の時計―――!!」


ミランダは頭を抱えて悲鳴をあげている。

一先ず、私は時計から出た。


『落ち着いてミランダ…υ』
       . . . .
ア「この時計触れないんですよ」

ア「今 ちょっと試しに触ろうとしたら、ホラ」

リ「わっすり抜けた………!?」

ア「どうやらこの時計に触れるのは持ち主のミランダさんだけみたいです。」

リ「え!?」


『私やアレンじゃ触っている感覚さえ無かったの

…さっきの"時間の巻き戻し"といい
これといい、やっぱりイノセンスで間違いないみたい』

ミ「ほ、本当なの?
この時計が街をおかしくしてるだなんて…」


ミ「ま、まさか壊すとか…?
私の友を………」

アリ「「『落ち着いて』」」


ミランダは目を血走らせて震えながら包丁を此方に向けている。

いつの間に持って来たんだろ?


リ「でも ミランダ。
あなた、本当に心当たりないの?
時計がこうなったのは何か原因があるハズだわ」

『思い出してみて。本当の10月9日のこと』


ミランダは頭に手を当てて、考えこんでいる。


ミ「…………………あの日は………」





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