スクアーロ短夢
□コンビニに行こう!
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あー、今日も書類が多いなぁ…。なんでこんなに多いんだっけ。
あ、そうだ、ベル様が押しつけてきたんだ。なぜスクアーロ様の補佐の私に押しつけた。自分の部下に頼めばいいのに。
大体、天才なんだから自分でやればいいのに、何が「だって俺王子だもん」だよ、本物の王子だったら一杯仕事してるだろ、ハンコとかサインとかわっしょいだろ、王子なめんなぁ!!
…はぁ…。これは、相手が幹部だからって断れなかった私が悪いんだろうか?
いや、普通ナイフ突きつけられたら断れないぞ。そうだ、私は悪くない。うん、悪くなんかあるもんか。
うわぁぁぁぁ…。
宿題たくさん出された学生時代思い出すなぁ…。夏休みとか、いつも前半で終わらせる計画立てるのに、何故か最後の最後まで終わらなかったっけ…。
ふー…。
やっと終わった…。
うわ、首がごきゅごゅなるよ、腰もぼきぼきなるよ…。
あ、なんか仕事終わったらおなかすいたな。
冷蔵庫のゼリー食べようかな。真夜中だけど、気にしない。
いつも買いだめしてあるから、冷蔵庫の半分はゼリーが占めている。うまいんだ、これが。ちなみに冬場はゼリーじゃなくてプリンが入っている。
あれ?入ってない。
どうした、どこに行った私のゼリー。なぜ一個も入っていない。
うーん、無いって分かると余計に食べたくなるな…。
買いに行こうかな…
さぁ、コンビニに行こう!