スピカ

□半年
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君と別れてもう半年が経ってる。


なんでだろう、今でも君の背中が



君の言葉が、君の声が



消えてくれない。



「別るかもしれない」


そういってよぎった不安も



「君が言わない限りね」なんて



冗談のようにいとも容易く消し去って



「別れよう」



の一言がまた私の心に突き刺さった




あのときに言ってくれた言葉、嘘じゃないと信じてた




そのときに笑い合っていた日々が



ずっとずっと、続いてくれると信じて疑わなかった




ねぇ、君は今何をしてますか



君からの連絡を今でも待ってます



今は恋人としてではなく




今は友達として




君と話せる日をそう遠くないと



もうお友達として話せるのだと



私にそう思わせて



合いたいなんて言わないから


一緒に居たいなんて、願わないから






もう半年も経っても未だに忘れてないよ、



今も、今でも





好き




なことは変わらないけれど




苦しくて、悲しくて、




でも泣けないけれど







好きなままでごめんなさい



好き




この一言があなたに言えたらいいのに





半年、それはあまりにも長く、




そしてあなた以外を想うには短い。




あまりにも短い時間だった

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