スピカ

□浮かぶのは・・・・
1ページ/1ページ





私は悩んでいた。



唯独り、なにかに押しつぶされそうで、そんな自分が情けなくて。



それ故に自分を見失う・・・・・・・・




”今笑っているのは本当に自分の意思で笑っているの・・・・・・・・?”



”私は今何を思っているの・・・・・・?”


あぁ、わからない、解らない、解りたくない。



知らない、知らなくていい。



何度己の感情を殺して来た事か、幾度己を忌み嫌い、戒め、恨み悔み、罵ってきたことか、


その度に泣きそうになりながら独り縮こまって感情の風化を待つ。



それまでは考えがまるで走馬灯のように駆け巡る。





考えれば考えるほどに心が痛くて、思えば思うほど苦しくて、




息がつまりそうだ。



そんな自分を人事のように嘲笑していた・・・・・・・・。





本当になにがしたいの??





そんな時、必ずと言っていいほど思い出す言葉



”悲劇のヒロインを気取るな”



自分自身でもそのことを自覚してるからこそよく思い出しては、



更に自分を追い込んでいた。



言っておくが私はMではない。



自分がただただ嫌いなだけ。



それでも、笑えているんだ。




それでも、私の周りには人がいてくれる。




その事が凄くうれしい・・・・・・・・でも苦しい。




話せない苦しさ。







誰でもいいんだただ、聞いて欲しい。





空気の入れ過ぎた風船はやがて破裂する・・・・・・・・



私が破裂する前に、聞いて欲しい





壊れる前に、





誰も信じられなくなる前に、








今日も来てしまう悩める時間帯





私はこの苦しみからはしばらくは逃れられそうもないようだ・・・・・・・。






明日も、明後日も、その明後日も。





私の考えが尽きることなど無い。


































・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ