スピカ
□思い出すのは、
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初めて君と話した時、とっても楽しかった。
たくさん笑ったのを覚えてる。
話した日は決まって君で頭がいっぱいになった。
今日も話せたことが嬉しくて、明日話せるかちょっと不安で、
それでいつも笑ってふとんに入るんだ。
そんな君は壁の向こう・・・・会いたいのに、会えない。
この遠くなってしまった距離がたまらなくもどかしい・・・。
だからこそ、思い出すのは君との想い出。
君と喧嘩したことを、君とじゃれあったことを、君と馬鹿みたいに告白し合ったことを。
忘れずに思い出すんだ。大好きだった君との時間。
会えなくなって、君の表情が見えないことも、いきなり飛びついてじゃれあうことも出来なくなって
すごくさびしい・・・・
けど、メールも、電話もできることが、唯一の救いなのかもしれない。
それでもやっぱり寂しいな・・・・・。
それほど君が大きかった・・・・・・。誰よりも、何よりも。
それほど君が大好きだった。
ねぇ、君は私を覚えてますか?
ちゃんと私を思い出してくれますか?
ちゃんといつまでも「好きだよ」って言ってくれますか?
寂しいけれど、苦しいけれど。
思い出すのはいつも君・・・・・・。