APH

□甘いヤキモチ
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 俺は今からカナダにあいに行く。
それもこれもイタリアちゃんのため…
イタリアちゃんが願うなら例え火のなか水の中!国境も越えて駆け付けるぜ!!


「兄さん!また、イタリアの為に飛行機(約)15時間載って行くつもりか!?」
『なんだよヴェストやきもちか?』
ケセセと笑いながらも飛行機の準備をするギルベルト
『いやーイタリアちゃんがな、この前来た時メイプルシロップをすごく気に入ってたからさ明日イタリアちゃんにプレゼントしようかと思ってな』

流石俺様だろ?などという問い掛けは無視してルートはリビングをあとにした
しばらくすると飛行機のエンジン音が遠ざかっていくのが聞こえた
+++++++++++

『よぉカナダ!この前もらったメイプルシロップ、美味かった。ガチで幸せになったぜ☆』
「あぁギルベルトさん。それは良かったです」
『で、もう一つ欲しいんだが…』



夕方ルートはキッチンに立ち夕飯の仕度をしていると
『ただいまー』
リビングに入って来たギルベルトはすでに幸せいっぱいといった表情だった
「兄さん顔が緩んでるぞ」
『ヴェスト聞いてくれよ〜』(ニヨニヨ)
どうやら明日まで待ちきれず帰りにフェリシアーノのとこまで行ってきたようだ
「まったく、どうして兄さんはそんなにフェリシアーノにあまいんだ?そんなんだからあいつもちっとも反省しないんだぞ!」
『そぉ怒んなって〜老けちまうぜ?』

もう怒った!
「勝手にしろ!」
ギルベルトが何か叫んでいたが無視してリビングを出た
(兄さんの馬鹿!イタリアの馬鹿!断じてヤキモチなんかじゃないんだからな)

『…ヴェスト』






『かわいすギルぜー!!』




ブラコン〜
あえてBLとはいわない
ギルはツンデレルートを虐めるのが楽しいんだよ そして、ルートは構ってもらえないからすねてる(笑)

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