ばらかもんノベル@
□ねこ
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にやぁぁ〜
俺はねこが好きだ。できればだっこをしたいと思う。けど、どうやら俺は猫アレルギーらしい。さわったりすると、全身が痒くなる。以前、自分が猫アレルギーとはしらず、というか忘れてたんだが。とあるじいさんちにいる野良猫を見て、遊ぼうとだきとめたさいに、アレルギーが出て気づいた、いや、思い出した?のである。それ以来、猫をみても遊ぶことはできず眺めてるだけだ。そして、今日もまた、可愛い猫を見つめ、ただ眺めているだけだった。あんなに可愛いのに、触れないなんて拷問だ。
「少し位なら、触っても…」
「駄目だろ。また、猫アレルギーでるぞ?」
「ヒロ…」
はぁ。残念だ。マジで拷問だよ。あー、猫ちゃん。
名残惜しそうに猫を見ていれば、ヒロは仕方ないなぁ、という顔をして俺を見る。何か言いたげな顔だな。
「何だよ」
「いや、先生って子供っぽいよな、と思って」
う゛。ガキにガキって言われる俺って。そんな俺にヒロは可笑しそうに笑いながら、ポンポンと俺の頭を軽く叩く。まるでガキ扱いだ。何かと思えば、ニヤニヤと嫌な笑いを浮かべいった
「そんなに、猫抱きたいなら、いいのあるぜ」
何だ?と聞けば爆笑しながら告げられた。
「ねこの、ぬ・い・ぐ・る・み」
………完全にバカにされている、が、猫をだけるならいっそぬいぐるみでも、と血迷う俺がここにいた。
あとがき
えー、なんだろ、これ。おちなし、意味なし。