詩ーうたー３
□僕は、ずっと
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君は、いつの間にか
どんどん、どんどん
強くなって。
あの人だけを目標にして
あの人の背中だけを見て。
僕なんて、見てくれなくて。
いつだって
側にいるのは僕なのに。
あの人じゃなくて、
僕を見てよ。
僕だけを見て。
いつしか君は
遠い存在。
あんなに、
あんなに近かったのに。
今じゃもう、
どんなに近くに居たとしても
遠くて、遠くて。
少しで良い。
今の君に近付きたくて
頑張って、頑張って。
だけど、ふと気が付けば
君はもう、ここにはいない。
ねぇ、君はいったい
どこまで強くなる気なの？
僕をどこに置いていくの？
少しで良いから。
君の中に僕を置いて。
君の視線を僕に向けて。
僕は多くを望まないから
だからせめて少しだけ。
今はこのままで良いから。
だからどうか、僕の傍にいて。
これ以上、離れていかないで。
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