犬も歩けば棒に当たる。…私は何に当たる?
□だって、俺は__
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「それじゃ、私はお茶と菓子持ってくるね」
「えぇ、お願いします」
パタパタと音を立てながら台所へ向かった
その後の多からず少なからずの沈黙が続いたが
「ねぇ、菊」
アルフレッドの問いだしで、それは終わる
「何でしょうか?」
菊はあえて微笑んで返す
聞かれる内容が分かっていたとしても
「春海は・・・どうして菊の家にいるんだい?」
(ほら_____やはり、ね)
「聞いてくる頃かと思いました・・・」
ハァ、と ため息と共に言葉をはく
その物言いになにか感じとったらしくアルフレッドは急に真面目な顔になった
「やっぱり、何かあるんだね」
(アルフレッドさん・・・・・やはり貴方AKYでしょう)
そう菊が思ったのが分かったのかアルフレッドはニッコリ笑っていた