捧げ物

□いつまでも
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優しい日差しが差し込む縁側で愛しい人の腕に包まれる休日


護廷十三隊の十番隊長を務める夫である冬獅郎は休みが滅多にないのだ


ずっと尊敬した冬獅郎に恋をした


片思いと勝手に思い込んでいたがまさか同じ思いを相手も自分に抱いていたと知ったのは桜の木の下で告白された時だった


懐かしい思い出に自然と笑顔がこぼれた

「どうした?さっきから笑って」


「冬獅郎との事を思い出していた」


フフっと笑えば優しい羽の様な口付けが降ってきた


お互いの気持ちを確かめ合うかのような長い口付け


ゆっくり唇を離せば頬を赤く染め潤んだ瞳をするルキアがいた


「久しぶりに甘味でも食べに行くか?」


「良いのか?」


「食べたそうな目してたしな」
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