風丸×宮坂

□動物みたいな人
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風丸視点


「かっぜまるさぁん!」

 そう言っていつも彼は俺に向かってくる


動物のような後輩


「どうしたんだ?宮坂?」

元気よく俺の名前を呼んだ彼に俺は問いかけた
すると彼は嬉しそうな表情をうかべながら
俺を見つめてなにかを俺に見せた

「風丸さん!可愛くないですか?」

「ニャー」

彼がみせたのはふわふわとした猫だった

「…猫か」

「はい!あ…もしかして嫌いでしたか?」

俺の問い掛けに勢いよく頷いていたが
なにか気付いたような表情をすれば
心配そうに問いかけた

宮坂の気遣いは嫌いではない
だけど もう恋人なのだから
気を使わなくてもいいと思った

「いや,嫌いじゃないぞ」

「本当ですか!?」

「あぁ」

俺の言葉にいちいち嬉しそうな表情をする
まるで犬のようだな…などと思っていれば
彼が俺のほうをジッと
見つめていることに気付いた

「どうした?宮坂?」

「あ…あのですね」

俺の問い掛けに急に宮坂は頬を赤らめ

「先輩は、犬と猫どっちが好きですか?」

急の質問で驚いた 

「犬…だな」

俺は少し考えた後答えた
宮坂…お前が犬みたいだからな
まぁ、気付かないとおもうがな…

「そうですか!」

答えた後の宮坂は
見たことのないくらいの

    嬉しそうな表情を浮かべていた


まるで俺が考えていたことが
わかったかのようだった…




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友達に犬派か猫派かと聞かれた時に
思いついた風宮ネタ
宮坂は犬っぽいよね!

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