少女の幻想

□闇の城 ヴァンデモン
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「さぁ、どうする?」
「ず、ずるいぞ!!
1対6じゃないかー!!」


「ねぇ、こんな奴さっさとやっつけて先に進もうよ!!」

「おっ、お前ごときに言われるなんて……チクショー!!
もう、こうなればヤケだ!!ピコダーツ!!」

「エアーショット!!」

ピコデビモンの反撃もパタモンの手によって無残に終わった。

「ああ!ゲートがしまっていくわ!!」

「遊びは終わりだ、行くぞ!!」


蓮たちが駆け出すと、小さい猫みたいなデジモンが現れた。


『(何だ…あれ…
めちゃくちゃ可愛いんですけど……!)』

「蓮。
キュンキュンしてるところ悪いが
あれは敵だ」


と言うルックモンの的確なツッコミに
蓮はう……っと

押し黙った。


「まったく、見てられないわね」

「またちっこいのが現れた。
しっし、退きな。怪我したくないだろ?」

「なめてくれるわね…。
見てなさい、ネコキック!!」

猫のデジモンはいきなりジャンプすると
グレイモンたちに攻撃した。
見ているだけじゃその威力はよく分からないが強いと思われる

「こいつ、見掛けより強いぞ!!」

『可愛いだけじゃなくて
強いなんて素敵だよね。』

「「お前は少し黙ってろ!!」」

蓮が猫のデジモンにキュンキュンしてると
太一とヤマトに怒られた。



「今だ!」


猫のデジモンをルックモンたちに任せ
その隙に
蓮達は
日本に通じるゲートに向かって走り出した


しかしそれは出来ずに
猫のデジモンが
仲間である
黒い蜥蜴みたいなのを数体
呼び寄せた


「メガフレイム!」
その蜥蜴みたいなデジモンは
グレイモンの攻撃を簡単に避ける。

「フォックスファイアー!」
「メガブラスター!」
「妖艶火煉!」
「ハープンバルカン!」
「チクチクバンバン!」

5体で攻撃するが
全然効いてなかった。

反対にこっちは超音波のような攻撃をされ、動けなくなっていた。

その動けない隙を狙って攻撃してくる。

みんなで頑張り
一匹は倒しだが


数が多すぎて
前に進めない

それどころかゲートの扉は
確実にゆっくり閉まってゆく


蜥蜴みたいなデジモンが邪魔して
飛び込むに飛び込めない
状況かのなか
グレイモンが蜥蜴みたいなデジモンを体
全体で抑え
その隙に飛び込もうとするが

まだまだ蜥蜴みたいなのが邪魔をする。




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