少女の幻想

□灼熱!バードラモン
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みんなが目覚めてから

ずっと歩き続けてる

そんな時



ゴー



太「なんの音だ?」



蓮「歯車…みたいだったけど…」



ミ「空飛ぶ円盤じゃないの?」


光「歯車型の隕石だったりして……」



太「何にしても、
いい感じのするモンじゃないよな…」



ピヨ「あたしは空がいてくれれば
それで安心!」

空「そんな…
100%安心されちゃっても困るんだけどな…」


ピヨ「100パー!?」

空「いい、いい…
気にしなくて…」





アルル「ねぇねぇ
蓮!
ぼくも蓮がいてくれれば安心だよ!」


蓮「そう?」


アルル「うん!」



ピヨ「空ぁ



テント「ピヨモンは人なつこいデジモンなんや」



光 「デジモンに
よって
性格がそれぞれ違うんですね!」



蓮「ふ〜ん…」



ヤマ「あっ…
森から抜けるぞ…」


―――…………



光「あつ……」



蓮「……なんで…砂漠に電柱が立ってるワケ?
おかしいでしょ」


アルル「電柱?
電柱って何?」




蓮「……いや…いいよ…」

説明面倒くさいし…


アルル「……?」




光「これって
テレビで見た
アフリカのサバンナってとこに似てる…」



太「光子郎の見たサバンナって、
電柱とか立ってたか?」



光「いいえ、立ってませんでしたね…」



蓮「そんなの立ってたら嫌だよ」




丈「きっと人間が近くにいるんだ!!」



蓮「丈……しつこい…」



光「それにしても暑いですね…」



蓮「水とか確保した方がいいんじゃない?」





太「う〜ん…
確かにな…」




蓮「しかし…本当に暑いね………イライラする」




丈「蓮は短気すぎるよ……」




蓮「………悪い?
丈「うん…」



蓮「僕が短気なのは今更だし
暑いものは暑いの」



アルル「頑固者だね」


蓮「それも…」


丈「今更」


蓮「……丈に言われるとむかつく……」



丈「あー…はいはい」



蓮「子供扱いしないでよ」


丈「十分子供だよ」



蓮「どの辺が……?」




丈「そのすぐ
怒るとこ、とか
すぐに泣くところとか
色々あるよ」



タ「蓮さん、すぐに泣いちゃうの?」



蓮「昔の話でしょ!?」




丈「どうかな?」




蓮「…むぅ…………///」

顔赤くして
俯いちゃった…

そう言うとこが
子供何だけどな………




ミミ「…蓮さん……かわいい!!」


ギュウ!


蓮「………う…!暑いし…苦しい……!!」



ミミ「蓮さ〜ん


ギュウウウウ!


光「ミミさん!
締まってます!締まってます!
蓮さん
白目むいてます!」



ミミ「ええ〜」



蓮「ミミちゃん…お願い……」





ミミ「は〜い…」

パッ

蓮「………」

ドサッ


アルル「蓮―――!!!」

蓮が気絶した…


しばらくして
子供たちは
村に行くことに…



――――――――………

着いた村は
ピョコモンの村…
全てが
ピョコモンサイズ


数時間後…………






蓮「………ん………」



アルル「あっ!
蓮!!
起きたんだ!大丈夫?」




蓮「大丈夫……でも…
死亡フラグがたったかと思った…!」


本当に死ぬかと
思ったんだから………!!



太「お〜い!!
大丈夫か!?」



蓮「あ…うん…なんとか…」


太「そうか…」


蓮「心配してくれたの?」



太「………!
そんなこと……!」



アグ 「太一が蓮をここまで連れてきたんだよ!」


蓮「ふ〜ん…
…ありがとう^^」



太「…えっ?」


蓮「ここまで連れてきてくれたのは君でしょ?」



太「あ…ああ…」



蓮「ありがとうね…太一…」


そういい
みんなの所に走って行った




太「はじめて…名前で呼ばれた……」


しかも微笑んで…

でもあいつ【男】だろ!?

【男】にときめいてどうする!!


太「………」


アグ「太一〜〜?
真剣な顔してどうしたの〜?」


太「だっ大丈夫だ!」


アグ「そう?
じゃあみんなの所に行こ!」







――――――――…………



空「あっ!
蓮!もう大丈夫なの!?」


蓮「大丈夫」


ミミ「蓮さん……ごめんなさい…」


蓮「大丈夫…気にしないで?」



ミミ「蓮さん……!優しい――!!」


ギュウ!


蓮「(またか……)」


空「ミミちゃん!!
ずるいわ!
その役代わって!」


蓮「(ええええ〜〜助けてくれるんじゃないの〜!?)」



ミミ「嫌です!」



その時…

グオ!


!?!?


いきなり井戸から
炎が出て来た…



ピョコ「ミハラシ山に何かあったのかな?」


蓮「ミハラシ山?」


アルル「ほら…あの山だよ」



蓮「ふ〜ん…何かあったんじゃない?」


太「ミハラシ山だな
見てみようぜ!」


太一が単眼鏡を覗いた



蓮「どう?」

…………


太「何だ!?あれ!?」



ピョコ1「メラモンが
山から降りて来る!!」


ピョコ2「いつものメラモンじゃない!!」




〜〜!






蓮「…何か聞こえない?」



メラ「燃えているぅぅ!!
オレは今燃えているんだぜぇぇえぇ!!」



蓮「…うぜぇ…」


アルル「蓮…それを言ったら
おしまいだ」




メラ「オレは燃えてる、燃えてる…
燃えてるぜぇぇぇ!!」




蓮「スッゴく殴りたい………!」


アルル「抑えろ蓮」



メラ「ぐわぁぁ――!!」



来た……!




太「みんなぁ!!
逃げろぉお!!」


空「早く!あの船に!!」



みんなを船に
誘導した後


ピヨモンが残った
ピョコモンたちを
避難させていた


しかし ピヨモンのすぐ後ろに
メラモンが……



空「ピヨモン!!
後ろ!!」




ピヨ「!!!」


ドカ!


ピヨモンが
メラモンの攻撃で
崖から落ち 空が
それを キャッチした


ピヨ「空…
ピヨモンのこと助けに来てくれたの?」


空「もちろんだよ…
大切な仲間だからね!」



ピヨ「ありがとう、空…」






ボウ






蓮「空!
ピヨモン!危ない!」


蓮は
自前の拳銃を出し
撃った



ドン! ドン! ドン!



メラ「ぐぅ……!」



空「蓮!!」



ピヨ「蓮…今度はあたしが守る!!」


バッ!


空「ピヨモン!」




ピヨ「マジカルファイヤー!!」



メラ「ぐおぉ……」



ピヨ「マジカルファイヤー!!」



メラ「クックックッ…」



太「ピヨモンだけじゃ
太刀打ちできない!!
よし!!」




メラ「バーニングフィスト!!」



ピヨ「うわああ!!」



空「ピヨモン!!
ピヨモン…あなた…」



太「おい!
みんなもピヨモンを応援するんだ!!」




アグ「ベビーフレイム!!」


テント「プチサンダー!!」


ガブ「プチファイヤー!!」


パタ「エアーショット!!」



アルル「アイスファイヤー!!」


ズズズズ……


太「どんどんデカくなってる……!」


メラ「オレは、今燃えているぅぅぅぅ!!」


ブチ!




アルル「…何か聞こえたような……」



ドンドン! ドンドン!




蓮「……
さっきから…
【燃えてる、燃えてる】
うるせぇーんだよ!!!
黙ってろ!!」

蓮がキレ
メラモンに銃乱射




光「蓮さんって………」


太「…怖えーな…」



アルル「………蓮………」




ピヨ「空…………
空が危ないのに……
こんな所で負けてられない!!」
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