少女の幻想

□近付く闇
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ハジマリの街で
タケルとパタモンに再開し

只今ベビー達の子守してます。



蓮「うーん…何で泣き止まないかな……」


アルル「蓮の子守の仕方が悪いんじゃないの?」


蓮「ひど!
あっ!そうだ…」


アルル「?」



さぁ…おやすみなさい…


私の可愛い子…
あなたが元気に育つように


私は祈り続ける…





アルル「さっき言ってた子守唄?」


蓮「そう^^」


タパタ「「フアー……」」


パタモンとタケルは眠そうに蓮に寄っかかった



蓮「クスッ
眠いの?寝ていいよ?」


タ「うん…」


アルル「蓮ーぼくもー」


蓮「はいはい…おやすみなさい…」


そういい 蓮は歌う…



唄いながら蓮は昔を思いだしていた

♪♪♪……


蓮「(元気かな…圭…聖…)」


タケルの寝顔を見ながら彼らを想う



けれど
幸せを壊す闇はすぐそばに………



レオ「子供達……倒ス…」



ゾクッ!

蓮「!!」


タ「ん……?どうしたの?蓮さん」


アルル「蓮?」


蓮「来る!!」



ザン!

レオ「選バレシ子供………倒ス!!」



蓮「タケル!!逃げるよ!アルルモン!!」



「アルルモン進化〜ルックモン!!」


ルック「蓮!早くタケルを連れて行け!!」


蓮「タケル!こっち!!」


蓮はタケルを連れて森へ入る



ルック「妖焔火煉!!」


レオ「獣王拳!!」


ルックモンがレオモンの攻撃を受け
アルルモンへ退化した


アルル「うっ………」



蓮「アルルモン!!」


アルル「蓮…来ちゃ駄目だ……!」

オーガ「出て来い!餓鬼共!!
さもないとこいつがどうなってもいいのか!?」


いつの間にか現れたオーガモンの手にはベビーがいた


蓮「汚ねぇ…!」


どうする……!?

このままタケルを連れて逃げるか?
そうしたら
アルルモンと子供が危ない!


なら………



すぅ…


蓮がいきなり立ち上がった


タ「蓮さん…?」


蓮「タケル…
君たちだけでも逃げなさい」


タ「嫌だ!」

パタ「蓮も一緒に……!」


蓮「駄目だよ…僕にはアルルモンや…あの子をほおっておけない…!
だから僕が囮になる」



パタ「駄目だよ!
それならボクがなるよ!!」


蓮「タケルはあなたの大切なパートナーでしょ?…僕にもアルルモンは大切なパートナーなの…タケルを守れるのはあなたなの…」



タ「そんなの嫌だ!!」

タケルは蓮の服を掴み行かせまいと掴む
それを優しく離した


蓮「大丈夫だよ…心配しないで?」



行かないでよ姉さん!!


離れ離れなんて嫌だ!!





脳内に浮かぶ
昔の記憶…



蓮「圭…聖…。」


大丈夫…


アルルモン…
今行くよ…



ざっ!


オーガ「何だよ?小娘やられにきたのか?」



アルル「何で……出てきたの……?蓮…!!」


蓮「僕、逃げるの嫌い何だよね。僕は僕なりに戦わしてもらう!!」



短刀を出しオーガモンへ立ち向かう


オーガ「餓鬼がどうなってもいいの…ヒュッ」


見えなかった…
ものすごいスピードでオーガモンからベビーを取り戻した


蓮「油断大敵X」



にこやかにオーガモンに短刀を向ける


アルル「凄い……あんな蓮見たことない…」



相当怒ってるって事だ…


でも…


ザシュ

ガターン


レオ「選バレシ子供…倒ス!!」



蓮「しまった!タケル!」


オーガ「おおーと!行かせないぜ?」



蓮までもがオーガモンに捕まった…


タ「蓮さん!!」


パタモンが攻撃するも効いてない


もう駄目だと思った矢先…





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