少女の幻想

□出航 新大陸へ
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デビモンを倒した
蓮達は
今土から機械が出てきて
変なお爺さんと話してます。


?「ほぅ・・・。
お前たちが選ばれし子供たちか。」
その老人が言う


蓮「誰だよジジィ?」

蓮は暴言を綺麗に無視し
話を進める

?「デビモンを倒したとはなかなかやるのぉ。」

太「お前誰だ!?」
ヤ「デビモンの仲間か!?」
太一とヤマトの問いに老人は答えた。
?「心配せんでいい。わしはお前たちの味方じゃ」

空「あたしたちの味方?
あたしたちのほかにも人間がいたなんて・・・」
?「じゃがわしは人間であって人間でない。」

…意味わかんならん…

ミ「てことは、お化けなの?」

ミミちゃんの
いった言葉に少し顔をむっとさせて話を続けた老人。
「わしの名はゲンナイ。
今までデビモンの妨害があって、なかなか通信できんかったがやっとできたのぉ」



蓮「通信?」
ゲ「ここファイル島から遠く離れた海の向こう、
サーバー大陸からじゃ。」

…サーバー大陸?

デビモンが言ってたところってそこなのか・・・?

ミ「ゲンナイさんはいつからそこにいるの?」

ゲ「わしは最初からこの世界におる」


蓮「へぇ…。」


空「おじいさんがあたしたちをここに呼んだの?」

ゲ「わしじゃない」

蓮「じゃあ、誰が?」
ゲ「それはー…」

………………

ゲ「しらん」

ガクッ

蓮「なんじゃそりゃあ!?」


アルル「だったら、そんなに溜めないでよ!」

ゲ「すまんすまん」

ゲンナイさんは笑いながら言った。



タ「じゃあ、ボクたちどうすれば元の世界に帰ることができるのか知ってる?」

ゲ「それもー・・・知らん」


頼りにならねぇ…
ジジィだな。


ゲ「じゃが、わしはお前たちを頼りにしておるぞ」

頼りにすんなよ…

ミ「えぇ?」

ゲ「サーバー大陸に来て敵を倒してくれ。
選ばれし子供たちならできるはずじゃ」


蓮「そんな勝手な事を…」

光「来いといわれても場所が分かりません」

ゲ「それもそうじゃな。
今、お前のパソコンに地図を送ってやろう」

光「え…、えぇ?」


…なんでもありだな…

丈「でも、デビモンより強い敵を倒すなんてできるはずないよ」

ゲ「いや、お前たちのデジモンがもう一段階進化すればそれも可能じゃ」


アグ「僕たちがもっと進化する!?」

アルル「どうやって!?」


アルルモンが「もっと進化」に食いついた


ゲ「そのためにはコレが必要じゃ。
タグに紋章をはめ込めば、デジモンは更なる進化ができるのじゃ。」

蓮「へぇ…」
…僕…さっきから「へぇ」しか言ってない…ι


光「そのタグと紋章はどこにあるんです?」

ゲ「さぁ…?
紋章はサーバー大陸のあちこちにばら撒かれてしまったのじゃ。
それにタグはデビモンがまとめてどこかに封印し・・・」

言いかけた瞬間、
いきなり映像は歪んで何を言ってるか聞き取れなくなり、
消えた

蓮「消えた…」

何だったのだろう…今のは…


光「地図は無事届いたみたいです」

光子郎がパソコンを開いて言った。

空「これからどうする?」

太「まぁ、とりあえす山を降りよう。
まず、何か食って決めるのはソレからだ!」

蓮が
少し切なそうに俯いたのをアルルモンは見逃さなかった

アルル「…蓮…?」


空「蓮?行きましょう?」



蓮「ごめん…先に行っててくれる?」


空「えっ?どうして!?」

蓮「ちょっと…考えごとしたいから…」


空「そう…じゃああとでね?」


蓮「うん…」

その瞬間蓮は走りだした


走った先は
誰もいない静かな湖



蓮「また…見なきゃ行けないの……?」

誰かが傷つく所を…

静かに涙を流す
その瞬間何者かに声をかけられた




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