少女の幻想

□孤独な王子?サウズモン
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城へついた蓮達は
城の主…と言うか王子とやらの部屋に案内された



―コンコン。ガチャ


ナイト「王子。客人を連れて参りました。」


中に入ると広々とした部屋に奥に設置してある天蓋ベットで寝ていた王子が起き上がる。



「…ん…誰だ…?」

ナイト「ナイトモンでございます。王子
客人を連れて参りました。」

「客…?」

まだ寝ぼけているのか蓮達を認識するのが遅れた


「…おお…!これは…」

目が覚めた王子が最初に認識したのは…………



「これは、これは
お美しいお嬢さん…!」


そう言うと先ほどのナイトモンと同じ蓮に跪き手を取った



太アルル「「(また蓮かよ……)」」


初めて息があったような気がする
太一とアルルモンであった



「姫…是非とも貴女のお名前をお聞きしたい。
私はサウズモンと言います。」


蓮が名を言い微笑むと
サウズモンが目を輝いていた



サウズ「蓮!良い名だ…!
ナイトモン!私は決めたぞ!!
蓮を妃にする!!!」



「「「はぁ!!?」」」
いきなりの爆弾発言で驚きを隠せない
子供達


空「そんなの駄目に決まってるでしょ!!」

ミ「そうですよ!蓮さんは私の旦那さん何です!!」


太ヤマ光丈「「「「いや、それは違うだろ。」」」」


蓮「あっ。僕、男役なんだ。まぁ良いけど」


太ヤマ「「良いのかよ!!ツッコミ所違うだろ!?」」


天然ボケをかます蓮
にツッコむ太一とヤマト。



サウズ「とにかくだ!!蓮は私の妃にする!今宵は婚約パーティーをやるぞ!!
さあ蓮。此方へ…」


蓮の手を引き自分の部屋を出て行った。


「「「「蓮!!」」」」


拉致られた蓮に叫ぶが既に居なかった。








一方蓮は着たくもない真っ赤な体のラインがでるドハデなドレスを着せられていた。




アルル「これからどこに行くの?蓮」

こっそり自分の居た部屋から抜け出し
何かあると思い探索中だ。





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