少女の幻想

□輝く翼!ガルダモン
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「蓮!
いつまで寝てんの!!
早く起きて!」


『うーん…あとごふ「言わせなないよ!?」』


…言わせてよ。



「今、大事な所だからシャンとしようね!?」


軽くヘイヘイと言って立ち上がると
何やら緊迫ムード


『なにあれ…』


「非情で残忍なデジモン
ヴァンデモンだよ!」

人が寝てる間に色々とあったらしい…


ピコデビモンとやらに寝込みを襲われ
ピヨモンが重傷

次にヴァンデモンが出てきて今の状況な訳だ


理由は簡単
僕等を消しに来たらしい


「お前たちはここで終わりだ。
ナイトライド!!」


ヴァンデモンがそう言うと
無数のコウモリ達が
子供達を襲う



「行くぞ!みんな!!
ベビーフレイム!!」


「プチファイヤー!!」


「モチモン進化―!テントモン!!
プチサンダー!!」


「フィルモン進化―!アルルモン!!
アイスファイヤー!!」


アグモンの号令で一斉に攻撃するが全くって言っていいほど
聞いていない



そしてパルモンとゴマモンが進化するも
全く効いていない



「…わたしが行かなきゃ…
わたししか残っていないもの…」


「無理よ!そんな体で!どうしょうって言うの!?」


「分かってよ空。
わたし行かなきゃ行けないのよ!」


それでも止める空にピヨモンが叫んだ


「どうして分かってくれないのよ――!!」


その時
拘束する腕が弱まり
その腕から逃れたピヨモンはバードラモンへと進化してヴァンデモンに立ち向かうが
「ブラッディーストリーム」で打ち落とされた瞬間


空が叫んだ瞬間
空の紋章が光り
バードラモンを進化の光で包んだ。



「バードラモン超進化―!ガルダモン!!」

進化した姿はまるで 鳥人のような姿だ




「な…何だこの光りは…!!」


「空の愛情、いっぱい伝わったよ」

「ピヨモン…かっこいい…!!」


「えぇい!!肝心なところで愛情の紋章まで発動してしまうとは…!!」


「空はこの私が守る!!
シャドーウィング!!」

「ナイトライド!!」


ヴァンデモンとガルダモンの攻撃はぶつかり合いその場が光に包まれた。





「さぁ、今のうちに」


子供たちはガルダモンの手に平に乗り、その場を後にした。











「なぁ?気にしなくてもちゃんと紋章光ったじゃないか」


「気がついたらあたし…、お母さんと同じことしてた・・・。」


「空ー」


「それで分かったの。
お母さんの・・・・愛情が」


「あたしも感じたよ、空の愛情!」


「ごめんね」


「いつもの空に戻ってよかった!」




これでめでたし めでたし……
かと思いきや…



いきなり空は曇り始めてヴァンデモンの声がしだした。



「選ばれし子供たちよ。
お前たち8人の力だけでは、我らが闇の力の拡大を阻止することは出来ないのだ」








そんな言葉を残したあと、空は晴れに戻った…。





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