とある少年の人助け
□#3 能力写し
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ヴォォォオ
「遅刻だよ!渋滞なんて信じらんねー!」
シュウは当麻達に会うためバイクを走らせてたが運悪く渋滞に引っかかってた。
「あと2ブロックか…」
バイクのスピードを上げようとしたとき前方約2キロ先の建物が爆発した。
「何だ!?」
キキィィィイ
〈…全警備員(アンチスキル)に通達、〇〇銀行第7支部店で強盗が発生、付近に居る警備員は至急急行せよ。繰り返す、〇〇銀行第7支部店で強盗が発生、付近に居る警備員は至急急行せよ。〉
「ふぅ、それがさっきの爆発か…。さっさと片付けるか。」
シュウが銀行に駆けつけると見知った顔がいた。
「あの子は…御坂美琴か!?バレると面倒だ、メットを被っていくか」
――銀行前
ヘルメットをかぶったままシュウは銀行前に行きそこで逃走寸前の強盗を見つけた。
「動くな!警備員だ!」
「何だおめぇ!まだガキじゃねぇか!」