bleach3
□あなたがいれば
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「やちる」
「？あ、剣ちゃん！！」
「何してんだ、行くぞ」
「うんっ！！」
そう言って私はいつものようにあなたの肩に乗るの。
そこはとても居心地がよくて、
あたたかい。
「あ、隊長じゃないですか」
「・・・弓親か」
「何処に行かれるんです？」
「・・・・・・散歩だ」
「そうですか・・・何だか急いでる感じがしたので」
「だって急がないとお団子食べ放題が終わっちゃうんだもん！！」
「な・・・食べ放題？」
「あれっ？つるりんは〜？」
「・・・あ、ああ、一角なら今隊舎に・・・」
「ちぇー！また遊ぼうと思ったのにっ！！」
「・・・」
「あっ、そうだ！！ローラースルーゴーゴーのお礼言っといてね！！」
「ローラー・・・ス？」
「じゃっ！！」
「・・・一角ってなんだかんだ好かれてるよなあ・・・」
肩に乗っていると、
あなたと同じ目線にいるようで、幸せなの。
「剣ちゃん」
「あ？」
「・・・あたしが大きくなったら、」
「・・・」
「剣ちゃんのお嫁さんにしてねっ！！」
もしあなたが
「・・・馬鹿野郎が」
私が成長するまで、
待っててくれるのなら、
「当分女はいらねぇよ」
私はなんでもできる気がするの。