(゚Д゚){Book!!)
□Love like sea
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「クラウド、海に行こう!」
とある日曜の朝、ザックスが
目を輝かせてクラウドに提案する。
「え、いつ?」
突然の提案に、クラウドは少し
驚いて聞き返す。
「今からだよ!」
「でも…、俺今日仕事…」
「そんなのサボればいいじゃん!」
そう言うと、ザックスはクラウドの
腕を掴んで走りだした。
「わっ…ちょ、ザックス…」
「大丈夫大丈夫!行こ!なっ」
「どこへだ?」
クラウドを引っ張ってビル内を走る
ザックスの目の前に、銀の長い髪が
ザックスの行く手を阻んだ。
「セ、セフィロス」
「ザックス、お前は非番かもしれないが
そこにいるクラウドは違う。
今日は仕事が山積みだ」
そんなこと言って、クラウドと
2人になる口実だろ。
このイカ野郎…
ザックスは心の中でセフィロスの
悪口を散々呟いた。