第一期番外編小説
□バースディ
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破「ちょと…なんで…?」
まだ訳がわかんない月神は雪兎に圧されるまま椅子に腰掛けると全員声を揃え言った。
「「「月神(先輩)の誕生日を祝いに来た!」」」
美「遅くなってごめんね〜ケーキ作りにちょと苦戦して…」
破「ケーキ…?」
龍「お前シュークリームに蝋燭って…案外可哀相なやつなんだな〜」
破「うっ…!うっさい!///」
龍「ほらよ〜」
ポイッと投げられた紙袋。
丁寧にラッピングされリボンまでついていた。
紙袋から取り出し綺麗に包装された包装用紙を綺麗に剥がす。
なかには綺麗に光り輝くスワロフスキーがついているヘアーゴムが入っていた。
破「綺麗…」
龍「最近お前髪伸びてきただろ?それ束ねるのに調度いいなっと思って!」
破「……ありがとう///」
それが合図だったかのように各自各々持ってきたプレゼントを押し付ける。
悠「はい!特別奮発してやったんだからな!」
山下からは黄色いフワフワあったかマフラー。
ちょと…まて…!微妙に糸のほつれや目崩れが…。まさかハンドメイト…?
直「月神だから1番安いやつにした」
直からは黄色い手袋。思いっ切り値札がついてたのはあれだが…安いというわりに…1000円は超えてるのにびびった。